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Android用ベンチマークソフト 「Sin-D BenchMark」


2Dゲームに特化したAndroid用ベンチマークソフト「Sin-D BenchMark」

2Dゲームプレイ時の性能を測定するベンチマークソフト Android 1.6以上対応 価格:無料


端末の2Dゲーム性能を測定

 「Sin-D BenchMark」は2Dゲームをプレイする際の動作性能を測定するアプリです。実際のゲーム画面を模したグラフィックの描画を行いながら、各測定値をチェックできます。(※描画には OpenGL ES を使用)

 測定項目は「fps、フレーム時間、処理時間、描画時間」の4種類。
 これらの数値を見ることで、どの程度快適にゲームがプレイできそうか分かります。詳細については次項をご覧ください。

 なお、飛行している戦闘機を画面のタップで破壊していくミニゲーム的な要素もあり、描画数を減らすと数値がどう変化するかを観察できるようになっています。


各測定値について

fps : 1秒間の処理回数。理論値は1000/フレーム時間。
本アプリでは60が最大値。
フレーム時間 : 処理が一巡するのに要した時間。
理論値は処理時間+描画時間+OSの処理時間+待機時間。
本アプリでは16が最小値。
処理時間 : キャラの移動や判定など、描画以外の各種処理に要した時間。
複雑な計算処理でもさせない限りわずかな時間で済む。
描画時間 : すべての描画命令を発行するのに要した時間。
描画する数や面積によって変化する。

 単純にゲームの快適性を判断するにはfpsを見ます。
 60近い数値が出ていれば理想的ですが、実際には30以上あれば十分にゲームを楽しめます。

 戦闘機を破壊して数を減らしてゆくと主に描画時間が短くなるのですが、十分に小さい値になってもフレーム時間が32程度から下がらない場合があります。
 これは、バッテリーの消耗を抑える為などの理由から描画頻度に制限を掛けているのではないかと思われます。

 このように各数値を検証してゆくことで、使用している端末の特性が見えてきます。

 以下の例は、残り100機の状態で測定した値です。

<機種>fpsフレーム時間処理時間描画時間
Xperia3132ms2ms18ms
Sony Tablet S5119ms1ms16ms

今後のバージョンアップ予定

 ユーザーの方から寄せられた測定結果から、もっと高負荷のテストを行えるようにする必要がある事が分かりました。
 現在は最大100機の戦闘機を表示しておりますが、200機、300機と、最大数を選択できるようにする予定で、検討を進めています。

更新履歴

2012年02月28日 Version 0.50 公開

Android Market からダウンロード


 現在、完成度50%程度です。
 起動すると左のようにいきなり測定画面から始まります。

 Sin-D BenchMark

 なお、日本語環境では日本語版として、それ以外の環境では英語版として動作するハイブリッド仕様となっています。



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